HOME皮脂が少ないと、うるおい成分が逃げやすく、乾燥しやすい状態に…
皮脂は肌にとって大変重要なもの…
日常の食生活でも変わることがありますが、60代の方が挙げるお肌の悩みと言えば、シミ・しわ・たるみなど、加齢からもたらされる悩みを挙げることが多いようです。
そして乾燥の悩みも多いようです。
昔はそんなに乾燥は気にならなかったのに、最近は気になることが多いといわれる方は案外多くおられます。
これは肌質が変化したことが要因で、具体的に言えば、皮脂の量が変わったことで起きることです。
年齢を積み重ねると、一般的に皮脂が減っていきますが、この皮脂が減ると肌が乾燥します。
皮脂は多すぎるとニキビなど肌の表面に突起物として良くないものとして現われますが、実は適度にないと肌に悪影響を及ぼします。
皮脂は天然のクリームとも言われ、肌の表面に薄い膜を張ってくれる存在です。
この幕が外部からの刺激から守ってくれたり、肌内部からうるおいが発してしまわないようにガードしてくれるものでもあります。
従って皮脂が少ないと、うるおい成分が逃げやすく、乾燥しやすい状態になり、加えて紫外線などの外的刺激を受けやすい状態になり、さらに肌の乾燥状態は進んでいくことになるのです。
結果として、皮脂が少なくなると紫外線の影響を受けやすくなり、シミ・たるみ・しわといったエイジング関係の肌の悩みに作用することになります。
肌の老化は紫外線の影響が無視できません。
皮脂は肌にとって大変重要なものであるかが分ることです。
この皮脂は体の内部から分泌され、夏の季節は増加し、冬の季節は減少するする傾向はあるものの大きく変化することはありません。
しかし加齢と共に皮脂の分泌量は減少すると言われていますから、60代の方の肌質は皮質が少ないということが一般的なこととされています。
肌質を劇的に変えることは難しいと言われていますが、乾燥させないためには普段のケアが重要で、このケアを行うのに現代ではさまざまな化粧品が用意されています。
女性用のみならず男性用も準備され、クリーム類はその対策になります。
多くの60代用化粧品は肌を清潔に保ち、美容成分が配合されたものがあります。
化粧水・乳液・クリームと質感の異なる3タイプのケア製品を使うことで肌に美容・保湿成分を浸透させていくのです。
この最後のクリームという化粧品が天然のクリームの皮脂の代わりをしてくれるのです。
加齢によって肌質が変化し、皮脂の量が減少している60代の方は、化粧品である人工的なクリームでカバーし、肌の潤いや化粧品や乳液などで補い、注入した美容成分が蒸発しないよう閉じ込めてあげるようにしましょう。
今まで気にならなかった人も60代からは乾燥対策が必須
60代になると肌の皮脂が少なくなることによって肌の中に水分を保持できなくなります。
そしてそれによって今までとは肌質がガラリと変わってしまうのです。
具体的には今まで全く乾燥に悩まされなかった人が、肌の水分を保てなくなることによって肌の乾燥がとても気になるようになっていきます。
肌が乾燥することによってどのような弊害が引き起こされるのでしょうか。
皮脂というのはニキビやできものの原因ともなるため、女性からはとかく嫌われがちですが、適度な皮脂というのは肌には必要不可欠で、肌にとってバリアの役割を果たしてくれます。
この皮脂が少なくなると紫外線や外部からの刺激物が肌の真皮の部分に直接届いてしまいます。
そしてそれだけでなく肌の内部に蓄えられている水分も保持できなくなってしまうのです。
これが加齢による乾燥肌の原因となります。
60代の女性の多くが抱える肌の悩みの1つである乾燥を予防し、改善していくためには化粧品で適宜補っていく必要があります。
まずはどのような化粧品を選べばよいのか確認していきましょう。
まず乾燥に悩まされている人におすすめの成分としてセラミドがあります。
肌の水分が少なくなってしまって人は肌のセラミドが普通の人よりも減少してしまっている可能性が高いです。
セラミドはもともと細胞の皮脂に含まれている成分で、水分を保持しやすくなる効果があると言われています。
この細くしているセラミドを化粧品を称して補ってやることによって水分を保持しやすい肌にするだけではなく、バリアを表面に張って外部からの刺激にも強い肌にすることができます。
また保湿をしてあげることもとても重要です。
セラミドの含まれているものと合わせて保湿成分が含まれている商品を使うことによって、不足している水分そのものを補填することができます。
特に洗顔の際に使うものについては注意しておきたいところです。
そして忘れてはいけないのが極力肌に優しい化粧品を使うという事です。
乾燥してしまっている60代の女性の肌は外部からの刺激に弱くなっています。
今までは界面活性剤などの化学物質が含まれているものでも問題なく使えていたという人であっても、思わぬトラブルが発生する可能性があります。
肌のトラブルが発生してしまうと、せっかく乾燥肌に良い成分を化粧品で取り込んだとしても全く意味がありません。
60代になったらできるだけ自然のものや天然成分などで製造されている商品を選ぶようにしましょう。
水分を保持するためにはスキンケアの手順も大事
せっかく乾燥肌に効果的な化粧品を揃えたとしても、その使用方法を間違えてしまっていると効果は半減してしまいます。
60代になって乾燥肌に悩むようになったら、今までのスキンケアの方法を一度見直し、乾燥肌の人に効果的なスキンケアの方法に変更しましょう。
まず実際にスキンケアをする前には洗顔をしますが、実は洗顔は最も水分を失いやすい行為なので、乾燥肌の人は注意しておこなウェアなければいけません。
絶対にやってはいけないのが強い力でこするという事です。
メイクなどをしっかり落とそうと強い力で肌をこする人が居ますが、強い力でこすると肌の表面に細かい傷が発生してしまいます。
そしてその傷から肌の内部に含まれている水分がどんどん逃げていく事になってしまい。
乾燥肌の人やより乾燥しやすい肌になってしまいます。
現在販売されている洗顔料はいずれも汚れを落とす効果に優れているので、強い力でこすらなくてもメイクなどをしっかり落とすことができます。
もちろん顔を洗った後にタオルで拭くときも強い力でこすってはいけません。
洗顔をする際には先ほど書いたように潤いを保つ成分を含んだ洗顔料を使って洗うようにしましょう。
そして手のひらなどで十分に泡立てたら、こするのではなく泡でなでるように肌の表面の汚れを落としていきます。
一通り汚れを落とすことができたら泡をしっかりとすすいで落として、最後にタオルで押し付けるようにして水分をふき取るようにしましょう。
この洗い方だと肌を傷つけることなく汚れを落とすことができます。
また乾燥肌の人の場合、朝の洗顔はぬるま湯だけで軽く済ませたほうが必要な皮脂を落とす心配がありません。
クレンジングに使う化粧銀は肌に摩擦を与えずに使えるようなものを選ぶと良いでしょう。
例えばパームタイプやクリームタイプのクレンジングは肌への刺激が少ないので乾燥が気になる人におすすめです。
またクレンジングを長時間乗せておくことも乾燥した肌にとっては刺激になるので、厚みのあるテクスチャータイプのクレンジングのほうが良いでしょう。
そして乾燥肌の人が水分を保持するためには乳液やクリームで潤いを与えてやることが必要不可欠です。
しかし油分を補いたいと思うあまりにたっぷりと乳液やクリームを乗せてしまうと、今度は逆にニキビやできものの原因になってしまいます。
自分の肌の状態を確認しながら、油分の乗せ過ぎに注意してクリームや乳液は使用しましょう。
